二世帯住宅

2020/05/16
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親世帯と子世帯、兄(姉)世帯と弟(妹)世帯など、親近者がちかくにいることの安心感からでしょうか、近頃増えてきたように思います。

二世帯住宅と同居との違いは、基本的な生活が別々であるということ。建物のタイプにより、登記方法や資金・税金面はもちろん、二世帯の交流などに違いが出てきます。

壁・天井で完全に区分され、玄関がそれぞれにあると、構造上・機能上の独立が認められて、区分登記が可能になります。よって、税制上の軽減措置などが別々に受けられます。長い目で見ると、どちらかの事情が変わった時などは片方を賃貸にすることもできるので、先を考えて設計しておくとよいでしょう。資産的に見ても、床面積に余裕があるなら完全分離型が資産価値の面で有利です。

現在、一緒に住んでいて二世帯住宅にする場合は問題ありませんが、新たに二世帯住宅を計画している家族は人間関係が大切です。

お互い家族間の過干渉を避け、ある程度の独立性を持たせ、交流の場があるのがうまくいくコツ。

その交流の場として、どちらかのダイニングを広くして集まりやすくするとか、LDKと一体になる半屋外空間(ルーフバルコニーなど)や屋上の利用などもグッド。

そういえば、だいぶ前になりますが、府中のあるお宅で多摩川の花火見物のために屋上を緑化して庭園にしました。将来を考え、思いきって屋上までエレベーターを設置しました。毎年、花火のある夏の夜は賑わっていることと思います。