いまさらですが耐震について

2020/06/02
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地震の怖さは誰もが知っています。

近頃、また、小さな地震が多くなった感があります。

最近の建物は、新耐震法にのっとって建てられていますので簡単には崩壊するようなことはないと思いますが、昭和56年以前に建てられた建物は『旧耐震』といって今より緩い法規のもとに建てられていますから、安心を得るためにも耐震診断を受けて、評価が低い建物は『耐震補強』をしてほしいと思います。

建物同様二次災害も生命と財産を守るために重要です。

耐震診断で伺った際、気が付いたことです。

1.躯体の劣化は地震時に影響を与えますので、補修しておきましょう。

2.震災時、多くの方が家具等の転倒によりケガをされたりしています。内部被害によるケガの原因は大型家具などの転倒や重いものの落下が49.4%で本人の転倒が24.4%といわれています。この点を考えると作り付け家具を推奨します。そして、扉の開きには耐震ロックを設置しておくと安心です。タンスなどの大型家具は転倒防止金物で固定しておきましょう。ただ、よく目にするのが取り付け位置の不備。壁を背にして置いたタンスは金物を左右2か所壁際に取り付けます。・・・・・・・せっかくの対策が無駄にならないよう、間違いのないように。